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新橋花柳界の芸者衆が総出演する春の風物詩「東をどり」。
1925年の新橋演舞場開場以来、一世紀を超えて受け継がれてきた伝統公演の第101回。普段は一見さんお断りの花柳界が年に一度門戸を開き、「芸の新橋」と称される洗練された舞踊を披露する。幕間には老舗料亭の特製弁当や日本酒・シャンパンの試飲、お点前など料亭文化を堪能でき、観劇と食の両方で新橋の粋を満喫できる4日間8公演。学生割引もあり、若い世代にも花街文化に触れる絶好の機会となっている。
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新橋芸者衆による華やかな群舞と個人技の両方が見られる贅沢な構成。幕間に楽しめる名店弁当(8,000円・要予約)、地酒やドン ペリニヨンが並ぶ酒席、お点前席など演舞場が「大料亭」に変わる体験が最大の魅力。芸者衆の名刺や扇子などここでしか手に入らない記念品も人気。
1925年(大正14年)、京都や大阪に比べ東京に演舞場がないことを憂いた新橋花柳界の重鎮・川村徳太郎の発案で新橋演舞場が開場し、そのこけら落としとして東をどりが始まった。以来、芸者衆の技芸発表の場として毎年開催され、戦時中の中断を経て100年以上続く伝統行事。
1925年(大正14年)4月1日、新橋演舞場の杮落し公演として第1回を開催。東京大空襲で演舞場が焼失し中断、1948年(昭和23年)に演舞場再建とともに第15回として復活。復興公演では川端康成・谷崎潤一郎・吉川英治ら文豪の脚本による舞踊劇が話題を呼んだ。1982年以降は毎年5月に開催。2020-2021年はコロナ禍で映像と踊りを融合した新形式に挑戦。2025年5月に第100回記念公演を新橋演舞場100周年と合わせて開催し、全国19花街の芸者衆が参集する7日間14回公演を実施。第101回は2026年5月22日-25日に開催予定。
東京メトロ日比谷線・都営浅草線 東銀座駅6番出口から徒歩5分。都営大江戸線 築地市場駅A3出口から徒歩3分。新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)。
全席指定(花席のみ自由席)。人気公演のため早めのチケット確保を推奨。昼の部(12:30開演)より夜の部(16:00開演)の方がやや取りやすい傾向。土日公演は特に混雑する。
未就学児の入場不可。チケットは桟敷席12,000円から花席3,000円まで4種類。学生証提示で半額(当日窓口のみ)。弁当は事前予約制。開場から開演まで30分あるので早めに入場して場内の雰囲気を楽しむのがおすすめ。
大正14年の新橋演舞場こけら落としから続く伝統公演の第101回となる今回は、百回の大きな節目を越え、次の百年への第一歩として開催された。普段は一見お断りの新橋花柳界が年に一度だけ門戸を開く特別な機会とあって、多くの来場者が訪れている。第一幕では長唄や清元による格調高い舞踊が披露され、芸者衆の洗練された技芸に息を呑む場面が続く。二幕目の『日の本めぐる新ばし』では日本各地にゆかりのある演目が並び、華やかさの中にも各地の風情が感じられる構成となっている。幕間には演舞場全体が大料亭に見立てられ、東京吉兆・新喜楽・金田中・米村といった名料亭が趣向を凝らした陶箱弁当や酒肴を提供する。踊りと食、そしてお座敷文化の雰囲気を一度に堪能できる唯一無二の体験として、着物姿の観客も多く見られ、大人の社交場にふさわしい華やいだ空気が会場を包んでいる。
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