約1,400年の歴史を誇る出羽三山のひとつ、羽黒山で毎年8月31日夜に執り行われる壮大な火祭り。
修行中の山伏たちが羽黒山頂の蜂子神社前庭で大柴燈護摩を焚き、豊作と家内安全を祈願する。夜空を焦がす炎と山伏の法螺貝の音が幽玄な雰囲気を醸し出す。秋の峰入り修行の一環として行われるこの神事は、稲の実りを守り台風を鎮める「風鎮め」の儀式としても知られ、農耕文化と修験道が融合した唯一無二の体験ができる。
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山伏が夜の羽黒山頂で大柴燈護摩を焚く迫力の火祭り。燃え上がる炎と法螺貝の響きが織りなす幽玄な空間は、1,400年の修験の歴史を肌で感じられる貴重な体験。
出羽三山は593年、崇峻天皇の皇子・蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ開山したとされる。八朔祭は稲が実る収穫前の時期に台風による風害から農作物を守る「風鎮め」を祈る神事として長く続けられてきた。修験道の修行と農耕信仰が結びついた祭りとして今に伝わる。
JR鶴岡駅から羽黒山頂行きバスで約50分、終点下車。山形自動車道庄内あさひICから車で約30〜40分。問合せ:羽黒町観光協会(0235-62-4727)。
夜間の山頂は気温が下がるため上着持参を推奨。護摩焚きの炎や煙の影響を考慮し、目の刺激に注意。山頂へのアクセスは石段2,446段のルートもあるが、バスを使えば山頂直行可能。
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